各SNSを利用してマーケティングを行っている企業の方は多いのではないでしょうか。
複数のSNSアカウントを一元管理し、尚且つ自社アカウントの分析から競合アカウント、ベンチマークアカウントの分析までできる画期的なツールとして「SocialInsight(ソーシャルインサイト)」と呼ばれる製品があります。
今回はSocialInsightの細かな機能や効果的な使い方、評判まで徹底的に調査をしてみました。
分かりやすくお伝えしていきますので、SNSアカウントの解析・分析ツールをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
SocialInsight(ソーシャルインサイト)の概要、連携可能なSNS
SocialInsightでは複数のSNSで運用している複数のアカウントを一元管理し分析ができるほか、効率的なキャンペーンの実施や予約投稿なども可能な便利ツールです。
- ソーシャルリスニング
- 各SNSアカウントの分析
- 予約投稿、コメント管理
- SNSキャンペーンの実施
SocialInsightに備わる機能を大まかに分類すると上記の4つに分けられます。
複数アカウントの一元管理は効率化に役立ち、各データの可視化やSNSキャンペーンの実施は企業のマーケティングにおいて成長を手助けする重要な機能と言えるでしょう。
なお、利用料金は「ビジネス版」と「エンタープライズ版」2種類の料金プランが用意されており、資料請求によって案内してくれます。気になる方はSocialInsightの料金プランページより資料請求を行いましょう。
ソーシャルリスニング(口コミ分析)
キーワード、URL、ドメイン、ハッシュタグなどを指定することで各SNSより大量の口コミを収集し分析することが可能です。
自社だけでなく競合他社のブランドやサービスの話題性を知りたい場合にも使えます。
SocialInsightの口コミ分析機能では、テキストマイニングのほか、ユーザー層や自社と競合との比較も可視化してくれるため、分析の過程で大いに役立つでしょう。
各SNSアカウントの分析
SocialInsightでは主要となるSNSをほぼカバーしており、各SNSでの投稿における効果的な時間帯の分析や競合アカウントとのファン層やエンゲージメント率の比較などが可能です。(連携可能なSNSについては後述します。)
時間帯別や曜日別のシェア数もグラフで可視化し、本格的な解析・分析が実現できます。
予約投稿、コメント管理
予約投稿には責任者が投稿内容に問題がないか十分に確認したうえで投稿を行う「承認機能」が備わっているため、リスクの回避に繋がります。また、複数アカウントの予約投稿を管理することができ、一斉投稿やSNSごとの投稿の設定も可能です。
予約投稿に対してコメントなどの反応があった際にはその場で自動取得し、返信が行えます。
「要相談」「要返信」といったステータスで管理をすることで、チーム内での作業もスムーズに進められるでしょう。
SNSキャンペーンの実施
TwitterとInstagramに対応し、効率的にSNSキャンペーンが実施できる機能です。
SocialInsightから実施したキャンペーンから、応募者を自動で収集・抽出しワンクリックで抽選を行います。
当選者への連絡についてもツール上にある入力フォームから簡単に送信でき、キャンペーン実施後の分析やレポートの作成も可能です。
連携可能なSNS
- YouTube
- TikTok
- LINE
- note
- mixi
SocialInsightで対応しているSNSは上記の通りです。
InstagramやTwitterといった主要SNSのほか、メッセージアプリのLINEや、最近では企業の参入も多いnoteにも対応している点は注目すべきポイントと言えるのではないでしょうか。
SocialInsightの効果的な使い方
前述したように、SocialInsightには企業向けの本格的な分析機能が多数備わっており、無料で使えるわけではありません。
そのため、初めてツールを導入する場合にはしっかりとツールを活用できるか不安なに思うこともあるのではないでしょうか。
この項目ではSocialInsightの真価を発揮させるための効果的な使い方についてご紹介します。
SNSアカウント運用チームの作業効率化
企業でSNSアカウントを運用している場合、規模によっては複数人で複数のアカウントを管理しているケースも珍しくありません。
SocialInsightには複数アカウントの予約投稿やコメント収集が可能な機能があるほか、尚且つ責任者による承認機能やチーム内で作業を共有できるステータス管理機能も備わっています。
そのため、分析部門と投稿管理部門などで作業を分担する使い方が実現でき、作業の効率化や精度の向上に繋げられるでしょう。
競合アカウントやベンチマークアカウントの追跡
SocialInsightは、自社と他アカウントとのファン層やエンゲージメント率の違いをグラフによって分かりやすく可視化してくれます。
明確な違いを比較することで自社が打つべき施策の考案や、差を縮めるために必要な解決策は見つけやすくなるでしょう。
また、同じアカウントでも各SNSアカウントごとに実践する戦略が異なっていることもあります。複数のSNSを利用している場合は、別の視点も取り入れ自社の施策や戦略に活かしてみましょう。
炎上や風評のリスク対策
SNSを利用するうえで最大限に気をつけなければいけないのが「炎上」や「風評」によるリスクです。
SNSでは言葉や画像を用いてユーザーに伝えるという特性上、投稿内容の受け取り方や温度感に相違が発生する可能性も十分に考えられます。
SocialInsightのキーワード、ハッシュタグなどの口コミ分析機能を用いてトレンドや傾向の把握に役立てましょう。
また、万が一炎上してしまった際の対応方法についても予め策定し、社内で共有しておくのも重要です。
なお、SocialInsightにはアラート機能も備わっていますので、トレンドの把握だけでなく炎上の可能性についても素早く察知できます。
SocialInsightの評判や口コミ
SocialInsightはNTTdocomoやDeNA、Yahoo!Japan、楽天、RICHOなど数多くの大手企業で導入実績を持つ信頼度の高い便利ツールと言えます。
また、幅広いユーザーが利用しているTwitterでもSocialInsightは注目されているようです。
そこで本稿ではSocialInsightの評判や口コミについても調査を行ってみましたので、一部をピックアップしご紹介します。
複数SNSアカウントの分析や作業効率化をしたい方におすすめ
本稿でも何度かお伝えした通り、SocialInsightには多彩な分析機能とキャンペーンの実施、投稿管理機能を備えた画期的なツールとなっています。
複数のSNSアカウントを用いたマーケティングではこのようなツールは必要不可欠とも言えますので、ぜひ検討されてみてください。