サーチコンソールで最初に見る4つのレポート

サーチコンソールでは、まず「検索パフォーマンス」「ページのインデックス登録」「リンク」「ウェブに関する主な指標」の4つを見ます。表示回数が多いのにクリック率が低いページ、検索結果に載っていない大事なページから直すと、少ない手間で成果につながります。
「サーチコンソールに登録はしたけれど、どこを見ればいいのか分からない」。そんな声をよく聞きます。
Googleサーチコンソールは、自社のサイトがGoogleの検索でどう見られているかが分かる、無料の道具です。画面や項目はたくさんありますが、最初に見るべきレポートは4つだけです。この記事では、その4つのレポートと、数字の読み方、次にやることの決め方を解説します。
- 最初に見るべき4つのレポートと、それぞれで分かること
- 検索パフォーマンスの4つの数字の意味
- 数字から、直すべきページを見つける方法
- 毎月の確認を、仕組みにする手順
最初に見る4つのレポート
| レポート | 分かること | 見るポイント |
|---|---|---|
| 検索パフォーマンス | どんな言葉で、何回表示され、何回クリックされたか | 表示回数が多いのに、クリックが少ないページ |
| ページのインデックス登録 | 検索結果に載っているページと、載っていないページ | 大事なページが「未登録」になっていないか |
| リンク | サイトの中と外から、どのページがリンクされているか | 柱ページに、内部リンクが集まっているか |
| ウェブに関する主な指標 | 表示の速さや、操作のしやすさ | 「不良」と判定されたページがないか |
検索パフォーマンスの4つの数字
いちばんよく使うのが「検索パフォーマンス」です。ここでは、次の4つの数字が分かります。
- 01表示回数
検索結果に、自社のページが表示された回数。どれだけ見つけてもらえる位置にいるかが分かります。
- 02クリック数
検索結果から、実際にクリックされた回数。サイトに来た人の数に近い数字です。
- 03クリック率(CTR)
表示されたうち、クリックされた割合。タイトルや説明文が魅力的かどうかの目安になります。
- 04平均掲載順位
検索結果での平均の順位。10位以内なら1ページ目、11〜20位なら2ページ目です。
画面の下にある表は、「クエリ(検索された言葉)」と「ページ」で切り替えられます。どの言葉で、どのページが表示されているかを確かめましょう。
数字から、直すべきページを見つける
ページごとの「表示回数」と「クリック率」を並べると、どのページから直すべきかが分かります。
とくに右下の「表示回数が多いのに、クリック率が低いページ」は、すでに多くの人の目に触れているのに、選ばれていない状態です。タイトルと説明文を見直すだけで、クリック数が増えることがあります。順位が11〜20位なら、本文の見直しも合わせて行います。詳しくは11〜20位の記事を1ページ目に上げる見直し方で解説しています。
ページのインデックス登録で確かめること
「インデックス」とは、検索エンジンがページを登録したデータベースのことです。登録されていないページは、どんなに内容が良くても検索結果に表示されません。
- 大事なページが「未登録」になっていないかサービスのページや人気の記事が含まれていたら、最優先で原因を調べます。
- 「noindex タグによって除外されました」が意図どおりか公開したいページに、検索結果に載せない設定が残っていないかを確かめます。リニューアルの後によく起こります。
- 「ページにリダイレクトがあります」が増えていないかURLを変えたときに、古いURLへのリンクが残っていると増えます。
毎月の確認を仕組みにする
- 確認する日を決める
毎月の初めなど、決まった日に確認します。比べる期間は「前月」と「前年の同じ月」です。
- 4つのレポートを順番に見る
検索パフォーマンス、インデックス登録、リンク、ウェブに関する主な指標の順に見て、変化をメモします。
- 直すページを3つ選ぶ
図2の右下のページや、未登録になった大事なページから、今月直すものを選びます。
- 翌月、同じ項目で効果を確かめる
直したページの数字が変わったかを確かめ、次に直すページを選びます。
ケースで見る:順位は同じでも、クリックを増やす
- 状況
- ある記事は平均6位前後で、表示回数は月5,000回ほどあった。ところが、クリック率は0.8%ほどで、同じくらいの順位のほかの記事より低かった。
- やったこと
- 検索結果に表示されるタイトルと説明文を見直し、何が分かる記事なのかが一目で伝わるようにした(下の図)。本文はほとんど変えていない。
- 結果
- 順位はほぼ同じまま、クリック率は約2.4%に。クリックは月40回ほどから月120回ほどに増えた。
※ よくある状況をもとにした、説明のためのモデルケースです。実在の企業の事例ではありません。
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まとめ
サーチコンソールは、すべての画面を見る必要はありません。4つのレポートを毎月同じ順番で確かめるだけで、自社のサイトのどこを直すべきかが分かるようになります。数字を見ることが、SEOの優先順位をつける第一歩です。
- 検索パフォーマンスで、前月・前年同月と比べた
- 表示回数が多いのに、クリック率が低いページを確かめた
- 大事なページが、インデックス未登録になっていない
- 柱ページに、内部リンクが集まっている
- 「不良」と判定されたページがない
数字の読み方や、直すべきページの選び方に迷っている場合は、SEOコンサルティングで、現状の診断から改善の実行までをご一緒します。