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11〜20位の記事を1ページ目に上げる見直し方

この記事の結論

11〜20位の記事は、すでに検索エンジンにある程度評価されているため、少し直すだけで1ページ目に入る可能性があります。表示回数の多い記事から選び、上位の記事と比べて足りないものを補い、最初に結論を書き、情報を新しくすると、新しい記事を書くより早く成果が出ます。

SEOの成果を早く出したいとき、多くの人が「新しい記事を書く」ことから始めます。しかし、実はすでにある記事の見直しのほうが、早く効くことが少なくありません。

とくに狙い目なのが、検索結果の2ページ目、11〜20位にいる記事です。この記事では、11〜20位の記事を1ページ目に上げるための見直し方を、図と記入例で解説します。

この記事で分かること
  • 11〜20位の記事から見直すべき理由
  • 見直す記事の選び方
  • 記事を見直すときの5つのポイント
  • 見直した効果の確かめ方

なぜ11〜20位の記事から見直すのか

検索結果の1ページ目と2ページ目では、クリックされる数が大きく違います。多くの人は1ページ目しか見ないため、11位以下の記事はほとんどクリックされません。

約30%1位約16%2位約10%3位約7%4位約5%5位約2〜3%6〜10位1%未満11〜20位検索順位ごとのクリック率(イメージ。検索の種類によって大きく変わります)
図1 検索順位ごとのクリック率のイメージ。1ページ目に入るかどうかで大きく変わる

一方で、11〜20位にいる記事は、検索エンジンからある程度は評価されています。ゼロから新しい記事を書くより、あと一歩の記事を少し直すほうが、早く1ページ目に入る可能性が高いのです。

見直す記事の選び方

見直す記事は、Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」で選びます。次の条件に当てはまる記事から優先します。

  1. 平均掲載順位が11〜20位1ページ目まであと一歩の記事です。
  2. 表示回数が多い表示回数が多いほど、1ページ目に入ったときに増えるクリックも多くなります。
  3. 売上に近いテーマサービスや商品に関係するテーマの記事を優先します。
記事主な検索語平均順位表示回数(月)優先度
/column/seo-cost/SEO 費用 相場12.43,200高
/column/keyword/キーワード 選び方15.81,900中
/column/meta/メタディスクリプション18.1600低

※ 記入例です。

記事を見直す5つのポイント

見直すときは、まず狙っている言葉で実際に検索し、上位10件の記事と自分の記事を比べます。足りないものが見えてきます。

NG見直し前×答えが記事の後半にある×情報が古いまま×見出しが検索とずれている×関連ページへの案内がないOK見直し後✓最初に結論を書いている✓最新の情報に更新した✓検索の言葉で見出しを整理✓柱ページへ案内している
図2 見直し前と見直し後の記事の違い

あわせて、検索結果に表示されるタイトルと説明文も見直します。順位が同じでも、クリック率が上がることがあります。

効果を確かめる

  1. 見直した日を記録する

    どの記事を、いつ、どう直したかを記録しておきます。

  2. 検索エンジンに知らせる

    サーチコンソールの「URL検査」から、見直した記事の再登録を申し込みます。

  3. 2〜4週間後に比べる

    見直す前と後の同じ期間で、平均順位・表示回数・クリック数を比べます。

  4. 効いた直し方を、ほかの記事にも広げる

    効果があった直し方を記録し、次の記事にも使います。

ケースで見る:14位の記事を、1ページ目へ

CASE業務用品のネットショップのコラム
状況
「〇〇 選び方」の記事が、平均14位前後で止まっていた。表示回数は月3,000回ほどあるのに、クリックは4週間で40回ほど。
やったこと
上位10件の記事と比べ、記事の最初に結論(用途別のおすすめ)を書き、上位の記事にあった比較表を追加。古い価格を直し、見出しを検索の言葉に合わせ、商品カテゴリのページへの案内も加えた。
結果
4週間後に7位前後、8週間後に5位前後へ。4週間あたりのクリックは40回から210回に増え、記事から商品カテゴリへ進む人も増えた。

※ よくある状況をもとにした、説明のためのモデルケースです。実在の企業の事例ではありません。

40回見直し前55回2週間後160回4週間後210回8週間後1本の記事の、4週間あたりのクリック数(モデルケース)
図3 見直した記事の、4週間あたりのクリック数

まとめ

新しい記事を書く前に、11〜20位にいる記事を見直すのが、SEOで早く成果を出す近道です。表示回数の多い記事から選び、上位の記事と比べて足りないものを補い、結論を最初に書く。それだけで、1ページ目に入る記事が増えていきます。

見直しのチェックリスト
  • 11〜20位で、表示回数の多い記事を選んだ
  • 狙っている言葉で検索し、上位10件と比べた
  • 記事の最初に、結論を書いた
  • 古い情報を、最新のものに直した
  • 見直した日と内容を記録し、2〜4週間後に比べた

どの記事から見直せばいいか分からない場合は、SEOコンサルティングで、記事の診断から見直しの実行までをご一緒します。

よくある質問

Q見直した記事の公開日は、新しくしたほうがいいですか?
公開日はそのままにし、「更新日」を新しくするのが一般的です。内容を大きく変えた場合は、記事の中に更新した内容を書いておくと、読者にも分かりやすくなります。
Q見直したのに順位が下がりました。元に戻すべきですか?
見直した直後は、順位が一時的に上下することがあります。2〜4週間ほど様子を見て、それでも下がったままなら、削った内容や変えた見出しに原因がないかを確かめます。
Q何本くらいの記事を、一度に見直せばいいですか?
効果を確かめやすくするために、まずは表示回数の多い5〜10本から始めるのがおすすめです。効いた直し方が分かったら、ほかの記事にも広げます。
Qタイトルだけ変えても効果はありますか?
順位は変わらなくても、クリック率が上がることはあります。検索結果で表示されているのにクリックされていない記事では、タイトルと説明文の見直しだけでも効果が出ることがあります。
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この記事を書いた人
佐保 祐大ガレージファクトリー合同会社 代表社員

上場企業で15年以上、SEO・EC・マーケティングの現場を担当。プロフィール →

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