売上を4つに分けて、詰まりを探す

この記事の結論
ネットショップの売上は、訪問数・購入率・客単価・リピートの掛け算で決まります。4つを前年や前月と並べて比べ、一番落ちている数字から手をつけると、打つ手を迷わずに決められます。
「売上が落ちてきた。広告を増やすべきか」。こうしたご相談を受けたとき、最初にするのは売上を分けることです。
売上はどう分ければいいのか
ネットショップの売上は、次の4つの掛け算で表せます。
| 要素 | 意味 | 主な確認場所 |
|---|---|---|
| 訪問数 | お店に来た人の数 | アクセス解析 |
| 購入率 | 来た人のうち、買った人の割合 | アクセス解析・カート |
| 客単価 | 1回の注文あたりの金額 | カート |
| リピート | 同じお客様が再び買う回数 | カート・顧客データ |
売上だけを見ていると「全部が少しずつ悪い」ように見えますが、4つに分けると、多くの場合はどれか1つか2つが大きく動いています。
どの数字が詰まっているかは、どう見つけるのか
4つの数字を、前年の同じ月と、前月の2つと比べます。季節で売れ方が変わる商品が多いため、前月だけで判断しないのがポイントです。
- 訪問数が落ちている:検索・SNS・広告など、どこから来る人が減ったのかを流入元ごとに分けて見ます。
- 購入率が落ちている:商品ページ、送料、在庫切れ、カートの手順など、買うまでの途中に問題がないかを見ます。
- 客単価が落ちている:まとめ買いが減っていないか、安い商品に売れ筋が偏っていないかを見ます。
- リピートが落ちている:購入後のメールや、定期購入の解約の理由を見ます。
詰まりが見つかったら、何から手をつけるのか
一番落ちている数字に関係する施策を、効果の大きさと手間で並べ、効果が大きく手間の少ないものから着手します。たとえば購入率が落ちているなら、新しい集客を始めるより先に、商品ページや送料の見せ方を直すほうが早く効きます。
まとめ
売上が伸びないときは、すぐに広告や新しい施策を足す前に、4つに分けて「どこが詰まっているか」を確かめます。それだけで、やるべきことの順番がはっきりします。
よくある質問
Q4つのうち、どれから見ればいいですか?
前年同月や前月と比べて、一番大きく落ちている数字から見ます。全部を同時に直そうとしないことが大切です。
Q数字はどこで確認できますか?
Shopifyなどカートの管理画面と、Googleアナリティクスで確認できます。期間と集計の条件をそろえて比べます。