Instagramから問い合わせにつなげる導線

Instagramを問い合わせにつなげるには、投稿・プロフィール・リンク先を一本の道としてつなぎます。投稿を「見つけてもらう」「信頼してもらう」「行動してもらう」の3つの役割に分け、プロフィールで誰に何を提供しているかを伝え、リンク先で次の一歩を1つに絞ると、問い合わせが増えやすくなります。
「Instagramのフォロワーは増えてきたのに、問い合わせにはつながらない」。SNSの運用でよく聞く悩みです。
原因の多くは、投稿の質ではなく、投稿を見た人が「次に何をすればいいか」が分からないことにあります。この記事では、Instagramを見た人を問い合わせまで案内する「導線」の作り方を、図と記入例で解説します。
- フォロワーが増えても問い合わせが増えない理由
- 投稿から問い合わせまでの、どこで人が減っているかの確かめ方
- 投稿の3つの役割と、組み合わせ方
- プロフィールとリンク先の整え方
投稿から問い合わせまでは、一本の道
Instagramで投稿を見た人が問い合わせをするまでには、いくつもの段階があります。それぞれの段階で、人は少しずつ減っていきます。
フォロワーや「いいね」、エンゲージメント率だけを見ていると、この道のどこで人が止まっているのかが分かりません。この例では、プロフィールを見た1,500人のうち、リンクを押したのは60人。わずか4%です。一方、リンク先のページを読んだ人の13%は問い合わせをしています。つまり、ページの内容より手前の、プロフィールで止まっています。この場合は、投稿を増やすより、プロフィールとリンクの見せ方を直すほうが効果的です。
※ 投稿やプロフィールの数字は、Instagramの「インサイト」で確認できます。数字は説明のための例です。
投稿の3つの役割
投稿は、すべて同じ目的で作る必要はありません。次の3つの役割に分けて、組み合わせます。
- 見つけてもらう投稿
- まだアカウントを知らない人に見つけてもらうための投稿です。保存したくなる役立つ情報や、リール動画が向いています。
- 信頼してもらう投稿
- 「この人に頼みたい」と思ってもらうための投稿です。実績や事例、お客様の声、仕事への考え方、作り手の人柄が伝わる内容です。
- 行動してもらう投稿忘れがち
- 次に何をすればいいかを伝える投稿です。サービスの内容、相談の流れ、申し込み方法などを、ストーリーズやハイライトで案内します。
見つけてもらう投稿ばかりだと、フォロワーは増えても問い合わせにはつながりません。3つの役割がそろって、はじめて道がつながります。
プロフィールで、次の一歩を伝える
投稿を見て興味を持った人は、プロフィールを見に来ます。プロフィールでは、次の3つが数秒で伝わるようにします。
| 誰に | どんな人に向けたアカウントか(例:小さなネットショップを運営している人へ) |
|---|---|
| 何を | 何を提供しているか(例:売上を伸ばすための集客と、商品ページの改善) |
| 次に何をすれば | 何をすればいいか(例:無料相談は下のリンクから) |
あわせて、ハイライトに「サービス内容」「お客様の声」「相談の流れ」をまとめておくと、プロフィールを見た人が知りたいことにすぐたどり着けます。
リンク先で、迷わせない
リンクを押した先のページで、選択肢が多すぎると、人は迷って離れてしまいます。リンク先では、次の一歩を1つに絞ります。
- 会社のトップページにつないでいるどこを見ればいいか分からず、離れてしまいます。Instagramから来た人向けのページを用意します。
- リンクがたくさん並んでいる選択肢が多いほど、どれも押されにくくなります。いちばん行ってほしいページを先頭に置きます。
- リンク先の内容が、投稿の雰囲気と違う投稿とページの印象がかけ離れていると、不安になって離れてしまいます。
導線を見直す手順
- 段階ごとの数字を記録する
投稿を見た人数、プロフィールを見た人数、リンクが押された回数、問い合わせ数を毎月記録します。
- 一番減っている段階を見つける
図1のように、どこで大きく減っているかを確かめます。
- その段階に関係する場所を直す
プロフィールを見た人が少なければ投稿を、リンクが押されなければプロフィールを、問い合わせが少なければリンク先を見直します。
- 投稿の役割のバランスを確かめる
直近の投稿を3つの役割に分け、偏りがないかを確かめます。
ケースで見る:プロフィールを変えて、問い合わせを増やす
- 状況
- フォロワーは3,000人ほどで、施工写真の投稿は好評だった。ところが、プロフィールを見た人のうち、リンクを押すのは4%ほど。問い合わせは月6件前後だった。
- やったこと
- プロフィールを「誰に・何を・次の一歩」が伝わる文に書き換え、リンク先を会社のトップから相談のページに変更。ハイライトに「サービス」「お客様の声」「相談の流れ」をまとめた。投稿の内容と数は変えていない。
- 結果
- プロフィールからリンクを押す人は4%ほどから11%ほどに増え、問い合わせは月15件前後に。
※ よくある状況をもとにした、説明のためのモデルケースです。実在の企業の事例ではありません。
まとめ
Instagramを問い合わせにつなげるには、投稿・プロフィール・リンク先を一本の道としてつなぐことが大切です。フォロワーの数ではなく、段階ごとの数字を見て、止まっている場所から直していきましょう。SNSと検索・広告の役割分担については、検索・SNS・広告の役割分担で解説しています。
- 段階ごとの数字を、毎月記録している
- 投稿を、3つの役割に分けて組み合わせている
- プロフィールで「誰に・何を・次に何をすれば」が伝わる
- リンク先で、次の一歩が1つに絞られている
- Instagramから来た人の問い合わせ数を測れている
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